ブルーベリーが目にいいのは仕組みがよく分からない人のためにその仕組みをご紹介します。

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1. ブルーベリーに含まれるアントシアニンとは?

アントシアニンとは様々な植物に存在する色素です。

花や果実の色の表現を成すもので、フラボノイドの一種であります。

2. どうしてアントシアニンは目にいいの?

そもそも私たちが物を見る仕組みを説明します。

(1)目に太陽や蛍光灯等の光が入り、目の網膜にあたります。

(2)目の網膜に、ロドプシン(視紅)という紫色のたんぱく質があるのですが、これが光の情報を受けます。

(3)光の情報を受けたロドプシンは分解されて、光の情報を電気信号に変換します。

(4)変換された電気信号は脳に伝わり、これにより人は見えると感じます。

(5)分解されたロドプシンは、再び合成され、新たな光の情報を受け取ることが可能です。
この再合成がもたつくと目の具合が悪くなります。

アントシアニンはこの「ロドプシン」の再合成を助ける働きがあります。つまり、ブルーベリーを摂取すると、ブルーベリーに含まれるアントシアニンが「ロドプシン」という目が見えるために活躍する目の網膜の物質の働きを活性化させるということです。

目を酷使したり、年をとると、ロドプシンが減るので、見づらくなったりするそうです。

現在はアントシアニン色素の視機能に対する作用に関して様々な研究がされているそうです。

3. ブルーベリー以外でアントシアニンが豊富な果物は?

ブルーベリー以外でもアントシアニンが豊富な食品は沢山あります。
アントシアニンは、青紫色の色素体ですので、濃い色をした食品が多いです。

美容にいいことで有名なアサイーにも豊富なアントシアニンが含まれます。
そのほかに、ブルーベリー、ブドウ、カシス、アロニア、チェリー、ハスカップ、プルーン、ブラックベリー、ラズベリー、イチゴ、クランベリー、ビルベリー、アサイーベリーなどです。やはり、色で判断するとわかりやすいですね。

野菜では、なす、紫いも、紫キャベツ、紫玉ねぎ、シソの葉などです。

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アントシアニンが目の機能に効果があることが良く分かりましたね?

アントシアニンの力を借りて、目の機能を高めましょう!

仕事や勉強、運転などにも効果的です。

written by matsushima.tm