呼吸法で心も身体も元気に☆
毎日、無意識に繰り返している呼吸。
実はただ酸素を取り入れて息をしているだけでなく、
精神面にも大きな影響を与えています。
精神面ってすごく不思議で
悩んでる間にストレスが溜まってイライラしていたり、逆に怒ってたはずが
冷静に考えられていたり・・・。
意外にも、自分が今どんな感情でいるのかはわかりにくいことが多いですよね。
今回は、そんな健康になる上で一番難しい「心の健康」について触れていきます。
①吐く息と吸う息
呼吸は吐く息と吸う息がありますが、それぞれの役割があります。
吐く息は副交感神経を優位にして、リラックスしたり、食べたものを消化する。
吸う息は交感神経を優位にして、いつでも動ける状態を作り、戦闘モードになります。
普段からストレスを感じやすかったり、気づかないうちに奥歯を噛みしめていると
吸う息がメインになる為疲れが取れにくく、太りやすい傾向になります。
一方で、常に吐く息がメインだとやる気が入らず怠けてしまいがちです。
この2つのバランスが重要になってくるのです。
②寝る前の呼吸
寝る前は、睡眠の質を高めたいので「吐く息」をメインにします。
吸う息よりも吐く息を長くすることで、だんだんを気持ちが静まりリラックスモードに入ります。
初めは3秒吸って6秒吐くくらいの感覚がやりやすいと思います。
全身の力を抜いて、呼吸に意識を向けることで
余計な考えや嫌だったことを思い浮かべることなく眠りにつけるので
寝起きに疲れも残りにくくなります。
目をぎゅっとつむってしまう方もいるので、軽く閉じるようにして
体制を整えてからチャレンジしてみてください。
普段イライラして集中できなかったり、ストレスを感じたりした時も
吐く息を長くしてみましょう。
③運動時の呼吸
ヨガでは呼吸法を行うケースが多いですが、ランニングや筋トレでも
運動のパフォーマンスを上げるために呼吸は大切です。
ランニングでは適当な呼吸ではなく、自分の走り方と呼吸のしやすさに合わせて
「吸って吸って吐いて吐いて」等、簡単なリズムを作ります。
筋トレでは種類にもよりますが、基本的にはぐっと力を入れるタイミングで
息を吐くことが多いです。
達成感も効果も、その後の疲労度にも関係してくるので
運動を始める際は、慣れるまでパーソナルやジムに通って
運動時の姿勢とともに、正しい呼吸法を教わることをおすすめします。
呼吸は自律神経のコントロールを自分でできる唯一の方法だと言われています。
呼吸の長さで感情が変わると言うと大げさに聞こえるかもしれませんが、
それくらい私たちが生活する上で大切な役割を担っています。
朝起きた時、寝る前、ふと気づいたとき、ぜひご自分の呼吸の状態に
耳を傾けてみてくださいね。
written by M.T
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