日焼け対策といえば、暑さのピークである夏を意識する方が多いと思います。

でも実は、紫外線というのは1年を通して私たちの肌に届いているのです。

もちろん雨や曇りの日でもそう。

今回は「日焼け止めはどうやって使えばいいのか

SPFやPAの値は何を示しているのか」など基本的なおさらいをしていきましょう。

冬や春でも日焼け止めは塗った方がいいの?

気象庁のデータによると、最も強いのが7、8月。

反対に最も弱いのが12月や1月となっています。ただし、弱いとはいえ油断は禁物。

例えば毎年スキーやスノーボードを楽しむ方もいると思いますが、雪に反射して浴びる紫外線はなんと80%、

アスファルトが10%なので比べるとその強さがわかると思います。

日中の紫外線量は少ないのですが、場合によっては日焼けをしてしまう恐れがあるということも覚えておきましょう!

日焼け

SPFPA、どんな意味があるの?

「なんとなく数値が高い方が効果がありそう…」というイメージを抱くかと思いますが

SPFやPAの違いを知ると、より自分にぴったりの日焼け止めを選ぶことができますよ!

SPFとは?

Sun Protection Factorの略。

肌が赤くなり、ヒリヒリする日焼け(サーバン)を防止する効果があります。

例えば25分間日差しに当たると皮膚が赤くなるとして、

SPF24の日焼け止めを塗ればその24倍の時間(10時間)赤くなるのを防ぐことができます。

 

PAとは?

Protection Grade of UV-Aの略。

肌が黒くするUV-Aを防ぐものです。

+の数が増えるにあたって、防止効果も高くなります。

 

 

用途別選び方

〇通勤や散歩など SPF10  PA++前後

〇屋外での活動やレジャーなど SPF20 ~30 PA+++前後

〇炎天下でのスポーツや海、山での活動 SPF40 ~50 PA++++前後

 

なんとなく紫外線は肌に悪そうだから…とぼんやりとした意識で日焼け対策をするよりも

正しい知識をつけて適切な対処をする方が肌に負担をかけずに済みます。

本格的な夏に入る前に、今一度日焼け対策を見直して強い紫外線に備えていきましょう



 

 

Written by N.S