代謝、排出など生命を維持するために必要な機能を多く受け持ち、常に稼働している肝臓。
そんな肝臓ですが、温めてあげることで健康に繋がることが分かっています。
今回は肝臓を温めることで起こる驚きの効果を紹介します。

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1、なぜ肝臓を温めた方がいいのか?

肝臓は全身の40%もの血液が送り込まれてくる場所のため、血流が増えて全身の血液の循環が良くなるからです。また、肝臓を温めることで肝臓自身が受け持つさまざまな機能もスムーズにはたらくようになり、体の調子が良くなっていくことも理由の一つです。

2、肝臓を温めることのメリット

肝臓には全身から集められた毒素を分解して排出する解毒機能があり、肝臓を温めることでこの機能(デトックス効果)が高まります。この結果ニキビや吹き出物が出なくなり肌が美しくなります。
また、アルコールの処理速度が上がるため、悪酔いや二日酔いに効果があります。気分が悪くなった時にすぐに温めることで早く回復します。前もって温めておくのも効果的なので飲み会シーズンでは特に重宝します。
さらにエネルギー代謝が上がるため疲れにくくなったり、筋肉疲労を速やかに回復させることも出来るようになります。

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3、肝臓を温めるときの注意点

週に3日ほど一回につき10分程度で効果があります。温めすぎは逆に毒になるので注意しましょう。使い捨てカイロや温かいおしぼり、湯たんぽを使うのがオススメですが、火傷にも十分気をつけることが必要です。それから仰向けで行い、同時に脾臓のある左腹部を冷たいおしぼりなどで冷やすとより効果的です。

肝臓は負担がかかりやすい臓器な上に調子が悪くなっていても自覚症状がない場合が多いです。放置すると肝臓がんなどにかかるリスクがあります。これを防ぐためにも肝臓を温めて健康になりませんか?

written by H.M