有酸素運動

 

1 有酸素運動って何?

体内に上手く酸素を取り込むことで十分な呼吸を確保しながら効率よく脂肪を燃焼させる運動のことを言います。主に、ラジオ体操やウォーキング、ジョギングやシャドーボクシング、スクワットなどをさします。

 

2 有酸素運動をするメリットとは?

有酸素運動で全身の細胞に新鮮な酸素を供給することで細胞を活性化させます。活性化するときのエネルギー源が脂肪なので、燃焼し、体脂肪が減りやすくなるのです。最近の研究では有酸素運動を始めたときから脂肪が燃焼することが分かったそうです。有酸素運動を続けるほど燃焼効果は高まるので、短時間でも日常生活の中に取り入れるとダイエットや健康に役立ちます。

雨の日でもできる有酸素運動を紹介!

梅雨の時期や雨が降っている日は外に出て運動をする人は少ないでしょう。ここでは雨の日でも自宅にいながらできる有酸素運動をポイントと一緒にいくつか紹介していきます。

 

ここがポイント!その1.運動するのに適切な時間・食べ物

いきなり運動するのは効果が無いので、炭水化物を取っておき、食後1~2時間くらい経過した頃から行うのが良いです。消化もある程度済んでおり、血糖値が上がっているため脂肪を燃焼しやすくなります。

 

ここがポイント!その2.水分補給

運動前には水分補給をしっかりしましょう。有酸素運動で脂肪が燃焼されるため、水分補給が必要になります。

ここがポイント!その3.運動の前にはウォーミングアップを

運動をいきなり行うと怪我をするので、事前にストレッチやラジオ体操を行うのがオススメです。普段使っていない筋肉をほぐせます。また、ラジオ体操は全身を使うため、血の巡りが良くなり、脂肪を燃焼させやすくします。

 

3-1 スクワット

スクワットとは上半身を伸ばしたままおこなう膝の屈伸運動のことをいいます。

スクワットは下半身の筋肉を使うので、下半身が鍛えられ、代謝の高い体を作ることができます。最初はあまり負荷がかからないように行い、慣れてきたら時間を長くするとより効果がでます。ゆっくりと呼吸をしながら無理の無いスクワットをするのがコツです。

 

これが正しいスクワットのやり方!

1.足を肩幅に開き、胸を張って立つ

2.息を吸いながらお尻を突き出すように腰を落とす

3.膝を直角になるように曲げて5秒くらい姿勢を維持する

4.息を吐きながらゆっくりと元の姿勢に戻る

を繰り返し行います。

 

ここがポイント!

膝は足よりも前に出過ぎないように、背筋はまっすぐピンと伸ばすようにすることが重要です。

 

3-2 踏み台昇降

家でも気軽にやれる運動です。段差が低い踏み台やステッパーを最初に使って、慣れたら高さを高くしながら行うと効果があります。始めは20センチ、慣れたら30センチ、というように無理しない程度の高さで行うのが良いでしょう。踏み台が無い人は厚めの雑誌や本などを代わりにしても大丈夫です。また、自宅の階段を昇り降りしても良いですね。

 

ここがポイント!

踏み台昇降がきつい人はその場で足踏みでもOK!家事をしながら、テレビを見ながら、など自分が楽しくなるように工夫しながら行うことが大切なのです。

 

3-3 その場でジャンプ・エア縄跳び

その場でジャンプをする、あるいはエア縄跳びをするのも負荷はジョギングと同じ効果があるのでオススメです。エア縄跳びは縄が足に引っかかることは無いのでずっと続けて跳ぶことが出来ます。ジャンプも同様です。普通に縄跳びをすると、縄が足に引っかかり途中で跳ぶのをやめてしまうので、有酸素運動にはなりません。

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ここがポイント!

エア縄跳びのときは腰を捻るなどをして、ストレッチを組み合わせて行うと、より効果が出ます。

 

4番外編!

家事は意外にも有酸素運動になることを知っていましたか?洗濯や掃除、窓拭き等、家事は重労働なのです。普段、家事をしてない人はこの機会にぜひやってみてはどうでしょうか?

 

以上です。参考になったでしょうか?ぜひトライしてみてくださいね。

written by Matsunaka.s