クエン酸の効果と上手な摂取の仕方
クエン酸は筋肉痛に効く等、スポーツ選手の間では常識となっていますが、具体的な仕組みと、上手な摂取の仕方をご紹介します。
クエン酸(citric acid)とはレモンやグレープフルーツなど柑橘類や梅干などに含まれる有機化合物で、ヒドロキシ酸という酸のひとつです。
柑橘類の酸っぱいさはクエン酸の味に因るものが多いそうです。
クエン酸は運動時の筋肉疲労を和らげたり、シャンプーや手洗い等でアルカリ性の状態を中性に和らげるためや、ポットなどの洗浄などに利用されています。
その中でもっとも注目されているのが、摂取したときの効能です。
クエン酸を摂取するとクエン酸回路で大活躍します。
クエン酸を摂取し、クエン酸回路に必要な栄養素や酸素を充分に揃えると、乳酸という毒素をエネルギーに変えることが出来ます。
乳酸とは毒素であり、これが蓄積されると、細胞や体液、血液が酸化し、病気になってしまいます。
つまり、クエン酸を摂取すると、乳酸という毒素をエネルギーにかえ、疲れにくく、病気になりにくい体にすることが出来るということです。
クエン酸は酸性ですが、血液・体液をアルカリ側に傾けてくれるのです。
クエン酸は体内に入って5時間程度で消えるそうなので、スポーツや筋トレ等、疲労回復を目的に摂取する場合はこまめに摂取するといいそうです。
その場合は、果物よりも便利なサプリメントのほうがオススメですね。
クエン酸は病気になりにくい体にしたり、疲労を和らげたりしますが、スポーツの記録に対して、絶大な効果を果たすわけではないそうなので、体を鍛える基本は現実的なトレーニングにあることを忘れないようにしましょう。
クエン酸の力、機能が良く分かりました。
クエン酸の力で快適で健康的な体を維持しましょう!
written by matsushima.tm
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