今、チアシードという食べ物が話題になっています。

お店の健康食品コーナーで見たり、芸能人やセレブがTVで紹介していたりして名前は知っているけどどんな栄養があるのか知らない人のために、今回は人気の食べ物チアシードについてご紹介します。

水に入れて膨らんだチアシード

1. チアシードとは?

チアシード(Chia seed)はその名の通りチアの種です。

チアは南米原産のシソ科の植物で、ミントの仲間です。それの種です。

近年発見されたわけではなく、古代マヤ・アステカ時代から食べられているそうです。

栄養が非常に豊富で、「人間に生きていくための栄養素が入っている」と表現されるぐらい含まれています。

2. どのように流行したのか?

アメリカで流行し、日本でも芸能人やモデルが食していることで、人気が広まりました。

3. 種類はあるの?

スプーン一杯の種

白と黒の2種類が存在し、白のホワイトチアシードの方がα-リノレン酸という必須脂肪酸を多く含んでいるそうです。

4. どのように食されているの?

フルーツシェイク

チアシードは水分に浸すだけで膨らみます。種の周りがゼリー状になり、15倍ぐらいになります。

これは、水を吸収してグルコマンナンという成分を形成するからだそうです。

これがチアシードの魅力の一つになっているのですが、ゼリー状になるおかげで、食感が良く、食べ物やデザートと相性がいいからです。

デザートだけでなく、コーンフレークや、サラダ、スープ等、様々な食材とコラボレーションさせることが出来ます。

5. どのくらいで種は膨れるの?

時間が経過するほど、水分を吸収し、膨らみます。
混ぜる食品によって、吸収させる時間を変えれば、食品に適した状態で食べることが出来ます。

飲料なら30分から1時間ぐらいが目安です。

そのまま食べると、体内の水分が奪われるので、オススメできません。

膨らんでから食べれば、満腹感が高まるので、ダイエットにも有効です。

6. どのくらい栄養はあるのか?

wow

「人の生命維持にはチアシードと水があれば足りる」と言われるほどあるそうです。
具体的にはたんぱく質(必須アミノ酸含有)、カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛、ビタミンB、食物繊維、αリノレン酸などです。

特に注目なのが、オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)です。

オメガ3脂肪酸は、人の体内では作られない必須脂肪酸なので、食品から摂取する必要があります。

一日2gぐらい摂ることが推奨されていまして、チアシードたったの大さじ1杯だけでその量を達成することが出来ます。

さらに、8種類もの必須アミノ酸が含まれています。

必須アミノ酸とは体内で合成する事の出来ないアミノ酸で、9種類あります。
そのなかで、9種類も摂れてしまうのです。

7. 期待される効果は?

チアシードの魅力は栄養が豊富なこと、食感が良く様々な食材に含ませることが出来ることのほかに、美容効果、便秘解消効果やダイエット効果が期待されます。

栄養が豊富なので、チアシードをメインに食事をすることが可能で、しかも水分を吸収するのでお腹がいっぱいになります。

栄養が満たされれば、栄養を欲する欲求が減り、自然と食べるダイエットが可能になるのです。

また、食物繊維が豊富で、こんにゃくゼリーでおなじみのグルコマンナンを含むので、便秘にも効きます。

美容効果に関してはオメガ3脂肪酸による美肌効果です。

8. 注意事項

空に浮かぶびっくりマーク

水分と混ぜず、そのまま食べてしまうと、発芽毒があるので、必ず食材と混ぜるか
水に浸してから食べましょう。

ダイエットに有効ですが、カロリーがそれなりにあるので食べすぎには注意です。

浸す水分は、お湯ではなく水にしましょう!なぜなら熱で美容成分等が損なわれてしまうからです。

保存方法も重要です。保存方法をしっかり守らないと、カビが付くことがあるそうなので、気をつけなくてはなりません。

食べ過ぎるとお腹が緩くなることがあるそうなので、食べすぎには注意しましょう!

少女の顔

チアシードが人気の理由が良く分かりましたね?

チアシードで美味しく健康的にダイエットしましょう!

written by matsushima.tm